オニキスコインの価格は今月最も堅調な動きを見せているが、直近の動向はより複雑な様相も示す。XCNは過去7日間で約97%上昇したが、その目立つ上げ幅の裏で急激な利確売りが発生した。1月6日以降、トークンは一時0.0130ドルに到達した後、約36%下落している。
この調整によってパターンは崩れていない。むしろXCN価格は、日次で4%以上反発して大型ホルダーが買い支える中、売り圧力が弱まり、強気のフラッグ内での持ち合いに移行した。焦点は、XCNがここしばらく模索してきた爆発的なブレイクアウトを果たせるかどうかにある。
強気フラッグ維持、重要な兆しが浮上
日足チャートでは、オニキスコインが古典的な強気フラッグの範囲内で持ち合いを形成している。強気フラッグは、急騰後に緩やかな下落レンジを経て、大局トレンドを崩さぬまま価格の過熱感を和らげるパターン。XCNは現在、このフラッグの上限付近で推移しており、買い圧が高まっている可能性を示唆する。
0.0095ドルの重要レジスタンスを上抜ければ、フラッグポールの値幅から換算して218%上昇のブレイクアウトが始動する可能性。
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移動平均線からも状況が把握できる。指数平滑移動平均線(EMA)は直近価格に比重を置き、短期トレンドの転換点を掴む。オニキスコインの20日EMAは上昇中で、100日EMAに接近している。勢いが維持されれば、強気のゴールデンクロス示現となる可能性。
特に200日EMAが重要指標となる。昨年12月末に始まった上昇局面でも、XCNはこの長期トレンドライン奪回を機に急伸した。現在も同水準付近で推移。200日EMAを明確に上抜ければ、フラッグからの上方離脱シナリオが強まり、買い方優勢が再確認される。
1月6日から始まった36%の急落にもかかわらず、強気パターンは崩れていない。これは拒絶ではなく持ち合いとの見方が強い。
クジラの買い増し進行、売り圧力は減少
オンチェーンデータも強気のセットアップを裏付ける。
1月6日のXCN価格調整発生後、クジラが買い集めを開始。オニキスコインの大型保有ウォレットは、合計保有枚数を約422億6000万XCNから425億5000万XCNへと増加させた。調整局面で2億9000万XCN近くが新たに蓄積された計算。
現状レートで換算すれば、これは約260万ドル分の買い圧力を示す。さらに注目すべきは、価格下落と同時に買い集めが始まった点であり、クジラが天井で売るのではなく押し目で買い増したことを意味する。
取引所データもこの観点を補強する。取引所流入量(売り意向の強いトークン入金数)は、1月6日にピークを記録。価格下落とタイミングが一致した。それ以降、流入量は約15億3000万XCNからおよそ5100万XCNまで激減し、97%近い減少となっている。
この急減は売り圧力の枯渇を示す。取引所への移動コインが減少し、オフマーケット供給が増加している。クジラによる買い集めと合わせて、いよいよ供給逼迫環境に入り、下方向よりも継続上昇が優位となる。
オニキスコインのブレイク判断となる重要価格帯
まず注目すべきオニキスコインの価格水準は0.0090ドルで、これは200日EMAとほぼ重なる。この水準の維持で強気構造が継続し、ブレイクアウトの可能性が高まる。
本格的なトリガーゾーンは0.0095ドル付近。日足終値でこのラインを上回れば、フラッグ上限を突破したブレイクアウトが確定する。この場合、直近の局所高値かつ最初の大きな抵抗線である0.0130ドル再テストも視野。
下値の目安としては、0.0083ドルが重要なサポート水準。この水準を割り込むと、フラッグ形状が崩れ、持ち合いが機能しなくなっている可能性が高まる。その下では、0.0069ドルがさらに重要。ここを持続的に下回ると、上昇傾向のシナリオは完全に否定される。
現時点でオニキスコインは均衡状態を維持している。XCN価格は持ち合いの中で推移し、クジラが蓄積を進めている一方、売り圧力は大きく後退している。この状況が爆発的な上昇へ転じるか否かは、フラッグのレジスタンスや長期移動平均線付近でのオニキスコイン価格の動きにかかっている。
